【正直レビュー】アイリスオーヤマの冷蔵庫を買ってみた(FXシリーズ・大凍量Lite)

QOL

アイリスオーヤマの冷蔵庫(FXシリーズ・大凍量Lite)を約1週間使ったので、製品を使ってみてわかったことや、正直な感想を述べていきたい。

製品概要・購入理由

今回レビューする製品は、アイリスオーヤマから発売されているフレンチドアタイプの冷蔵庫「IRSN-FX43A」だ。

製品全景

本体カラーはノーブルグレーとシルキーホワイトの2種類があり、筆者は後者(ホワイト系)を選択した。マットな質感で高級感があり、どんなインテリアにも馴染む無難なデザインだ。

筆者が購入した時点において、支払い総額(リサイクル料込み)は税込115,030円。フレンチドアタイプの冷蔵庫は安くても15万円台〜という相場感であるため、かなり安く買えたといえる。

もくもく
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国内メーカーでここまで安い冷蔵庫があったとは!

機能面における特長としては、冷凍室がとにかく充実していることだ。冷凍室が上下2つの扉に分かれているうえに5段の引き出しを備えており、収納力は抜群だ。

冷凍室の収納力は圧倒的。

筆者が購入を決めたのも、これらの「価格の安さ」「充実した冷凍室」に魅力を感じたからだ。

筆者宅では、これまで一人暮らし向けサイズの冷蔵庫を夫婦2人で使っていたため、明らかにキャパが足りておらず、容量オーバーによる異音も度々発生していた。特に、冷凍室はどこに何があるかもわからない状態で、庫内の奥の食品を引っ張り出すにも一苦労だった。

冷蔵庫のアップグレードは喫緊の課題であったため、希望条件を整理したうえで、使い勝手の良い製品を探すこととした。

<希望条件>

  • 予算:税込20万円以内
  • タイプ:フレンチドアタイプ(両開き)
  • サイズ:ファミリー向けサイズ(400L以上)
  • 条件:冷凍室が大きく、使い勝手が良い製品
  • カラー:ホワイト系

上記の条件で探していたところ、たどり着いたのが本製品だ。マニアックな機種だが、店頭で実機を確認し納得できたため、購入することとした。

シルキーホワイトの在庫が少なく納品まで3週間ほどかかったが、無事設置することができた。ここからは1週間使ってみてわかった、本製品のメリット・デメリットを正直に述べていこう。

製品のメリット

とにかく5段の冷凍室が便利

本製品を使って感じた最大のメリットは、冷凍室の収納の多さと使い勝手だ。容量428Lのうち152Lが冷凍室となっており、下2つの扉はどちらも冷凍。開くと計5段の引き出しがあり、冷凍食品や作り置きをたくさん収納できる。

冷凍室(上)は2段で構成されており、1段目は製氷室兼用だ。1〜2段目は取り出す際にかがむ必要がないので、冷凍野菜やお肉の冷凍ストックなどすぐに使いたいものを入れておけば、料理中でも簡単に取り出すことができる。

冷凍室上(1段目〜2段目)

冷凍室(下)は3段に分かれており、深さのある冷凍食品などは最下段に入れるとよいだろう。

冷凍室下(3段目〜5段目)

5段に分かれていることで、使い勝手としても非常に良好だ。取り出したい食品にアクセスしやすく、庫内の整理もしやすい。

一見”奇抜”にも思える冷凍室のつくりは、使ってみると非常に合理的で、便利さを実感できるものとなっている。

フレンチドアの利便性を享受

片開きドアしか使ったことがなかった筆者にとって、フレンチドアは新鮮で、非常に快適に感じた。飲み物をとるだけなら片側のドアを開けるだけで良く、開閉動作が楽になるうえに冷気が漏れにくい。

他社の高級機種についているようなオートクローズ機能やタッチオープン機能はないものの、開けっぱなしの場合にはブザーがなるため、閉め忘れを防ぐこともできる。

フレンチドアは使い勝手がよい。

また、ポケットの高さを左右で変えられる点も便利だ。ビンやペットボトルの高さに応じて、柔軟に変えられるためありがたい。

現時点ではあまり使いこなせていないが、冷蔵室のガラス棚の高さを変えることで、鍋がそのまま入る高さにもできるとのこと。高さ調整は各社力を入れている分野ではあるが、安いからといって妥協している部分はないようだ。

今後便利に活用できそう。

冷蔵室の照明は上部についており、光量も十分だ。背面に照明がついている製品もあるが、食品で隠れて手前側が見えないことがあるので、この構造でよいだろう。

いきなりパッと光るのではなく、じんわりと明るくなる仕様で、なかなか凝っている。

デザインは結構好み

デザインは個人の主観によるところが大きいが、ミニマルで主張しすぎないデザインは好印象だ。

メーカーロゴのないノイズレスなデザインと、下2段の取手部分のシルバー加飾がよいアクセントになっており、部屋のインテリアにも上手く馴染んでくれている。

「シルキーホワイト」の色味はやや寒色系の白色で、清潔感のある無難なカラーだ。人気のガラストップではないものの、艶消しで落ち着いており、安っぽさはない。

シンプルで飽きのこない外観。

稼働音は気にならない

「アイリスオーヤマ 冷蔵庫」と検索すると、「うるさい」という予測候補が出てくるため、購入前は稼働音の大きさが懸念点だった。

だが、1週間使ってみたところ、稼働音が気になることは特になかった。氷が生成される時は多少の音がするものの、通常稼働においては45db前後と、キッチンに置くのであれば生活には全く支障がないレベルだ。

おそらく、音が大きいというのは一人暮らし向け冷蔵庫の評判であって、フラッグシップ級製品には当てはまらないのではないかと思われる。

コスパ最強機種になる(かも)

これだけの性能を備えつつ、トータルで115,030円という価格は、コストパフォーマンスが非常に高いといえる。

他社製品と比べても目立って削られている機能はなく、トレー類などの付属品も一通りついている。(一体、どこでコストカットしているのだろうか)

中国メーカーと比べても十分安いので、昨今の国内メーカーでは珍しく価格でも勝負できる製品だと感じた。

付属品(トレー類)

製品のデメリット

老舗メーカーほどの安心感はない

冷蔵庫といえば三菱電機やパナソニック、日立といった日本の大手老舗メーカーが有名だ。国内メーカーとはいえ、アイリスオーヤマはまだまだ新興企業のイメージが強く、安心感では劣る部分がある

1週間使用時点における製品の印象は非常に良いものの、今後使っていく上で不具合が生じないか、不具合が生じた際の対応はよいか、気になる部分ではある。

冷蔵庫は10年単位で使い続ける人も多い製品だ。「目先のコスパよりも安心を求めたい」という人には、本製品は向かないといえるだろう。

野菜室は犠牲になる

冷凍室にリソースを割いている分、野菜室の容量には割り切りを感じる

428Lのうち野菜室は55Lと小さめで、他社製の野菜室と比べても浅い。

2Lのペットボトルを縦に置くことはできず、野菜室に広さを求めるのであれば、他の製品を選択した方が賢明だ。

野菜室は使い切れる分だけという設計思想。

高度な機能はない

他社製の冷蔵庫では、AIカメラ搭載モデルや冷蔵室全体をチルド室にする機能、冷凍食品の霜付きを防止する機能といった先進的な機能が装備されていることもあるが、本製品にはそういった”付加機能”はついていない

こうした高度な機能やこだわりを求めるのであれば、少し高くても大手メーカーの製品の中から検討するほかない。

一方、筆者のように「高度な機能はいらないから、とにかく冷凍室をデカくして、安くして欲しい」という価値観であれば特に問題はない。冷蔵庫に求められる基本性能は備わっているため、こだわりがなければ、使っていて不満を感じることはないはずだ。

もくもく
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もちろん、ちゃんと冷えるよ!

公式で買うとやや割高

公式ホームページで製品情報を閲覧すると、公式オンラインストア「アイリスプラザ」に遷移するが、こちらで購入することはおすすめしない。家電量販店での購入に比べて、割高だからだ。

公式ストアで買えば1年間の延長保証がつくメリットはあるものの、筆者購入時点では量販店との価格差が5万円ほどあった。本製品が気になったのであれば、まずは近くの家電量販店に足を運んでみて、価格を見てから購入先を検討してもよいだろう。

もくもく
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公式で買うと、コスパのメリットが薄れてしまうかも…

1週間使ってみた感想

総評としては、本製品を使い始めて非常に満足している

特に、冷凍室が5段に分かれている点はお気に入りで、冷凍庫を多用する共働き世帯や、冷凍食品を多くストックしておきたい方、冷凍室の整理が苦手な方にはおすすめできる製品だ。

また、フレンチドアタイプで10万円前後の製品は希少であるため、価格面でも魅力が大きい製品となっている。

一方、未知数なのは「壊れやすさ」と「壊れた時の対応」だ。引き続き本製品を使いながら、わかったことを長期レビューとして掲載することとしたい。

本ブログでは、ほかにもQOL向上に役立つ記事を多数アップしているので、ぜひチェックしていただければ幸いだ。