一人暮らしを継続するための”5原則”〜賢く手を抜く方法〜

QOL

一人暮らしを始めたいけれど不安。始めたはいいけれど続かなそう。

そんな方に向けて、今回は筆者の経験を交えつつ、一人暮らしを継続するための5つの”原則”をお伝えしたい。

適度に手を抜くコツをおさえて、安心して新生活をスタートさせよう。

誰しも最初は不安

親や友人から「一人暮らしは大変だぞ」と言われ、なかなか一歩を踏み出せない人も多いはず。

筆者もそのうちの一人で、当初は実家から出ることに消極的だった。

面倒な家事もやらなくていい。

実家暮らしだと貯金も貯まる。

自由は制限されるものの、メリットも大きいので、しばらくは実家に居続けてもいいかな…と考えていた。

もくもく
もくもく

実家暮らしはラクなのよ。

しかし、周りの環境の変化や、ある程度の預貯金が貯まったことを機に、思い切って実家を出てみることに。

一人暮らしのワクワク感を抱きつつも、引っ越したばかりの頃は不安や心配事が多く、慣れない環境で落ち着かないこともあった。

もちろん、失敗した経験や後悔したこともある。

そんな筆者の”経験”をもとに編み出したのが、この5つの原則だ。

これらを心構えとして持っておくと、暮らしのストレスを極限まで減らすことができるので、一人暮らしを継続しやすくなる。

一人暮らしを続けるための”5原則”

原則1:家事は無理にやらない

一人暮らしを始めたら、料理も掃除も洗濯も、すべて自分ひとりでこなさなければならない。

でも、仕事から疲れて帰ってきて、家事をやる気力が起きない。

これは、筆者だけでなく、一人暮らしをしている多くの人が感じていることだ。

疲れて帰ってきているのに、家のことまでできるかよ!と叫びたくなる気持ちはよくわかる。

しかし、この点については過度に心配する必要はない。

なぜなら、「家事は仕事のある日にはやらない」とはじめから割り切ってしまうことで、ほとんどは解決できるからだ。

仕事から帰ってきたら、後はお風呂に入って寝るだけ。

元気がある日だけ自炊をする。

洗濯・掃除といった家事は、休みの日にまとめてやる。

このように、はじめから「やらない」と割り切ってしまうことでストレスは軽減できる。

もくもく
もくもく

家事の目標は低くしておこう。

家事をしている時間は、一人暮らしの中でも最も虚無感を抱きやすい時間なので、やる気のない時には無理にやらないのが”原則”。

逆に高すぎる目標を掲げたせいで、継続できなければ本末転倒である。

特に、以下のような家事は、生産性がないのでできる限り時間をかけたくないところだ。

〈無駄な家事トップ3〉
・皿洗い
・床掃除
・洗濯物干し

これらの手間は、QOLを下げる大きな要因になるので、なるべく軽減すべし。

そこで、筆者がおすすめしたいのが「時短家電の導入」だ。

我が家では、床掃除はすべてルンバ(ロボット掃除機)に任せている。

ほかにも、皿洗いは食洗機、洗濯はドラム式洗濯機というように、技術の恩恵に預かることで、家事の負担を軽減することが可能だ。

家事は休みの日にやり、時短家電を積極的に活用することで、日々のストレスを最小化しよう。

原則2:金銭的ストレスは最低限に

一人暮らしを始めると、金銭面でも不安はつきもの。

特に初期の頃は生活費に加えて、家電や家具、物件の初期費用がのしかかってくるため、それがストレスになり、続けられない一つの要因になってしまう。

そこで、筆者が提案したいのが、最低限「資産300万円」は確保しようということ。

これだけの資産を持っていれば、仮に1年間無職だったしても食い繋いでいけるため、金銭面での不安は大幅に軽減できる。

もくもく
もくもく

金の不安は金で解決!

おいおい!300万円なんてあるわけないだろ…と、ガッカリするのはちょっと待って欲しい。

というのも、300万円程度であれば”誰でも”保有することが可能だからだ。

ここでおさえたいのは、”貯金”が300万円ではなく”資産”が300万円ということ。

すなわち、必ずしも300万円は現預金として持っている必要はないということだ。

投資信託などを活用し積極的に運用に回せば、300万円の到達はあっという間の話。

毎月数万円の積立設定をしておき、あとは市場の成長に任せるだけである。

筆者おすすめの投資信託は、以下の記事で紹介しているので参考にしてほしい。

原則3:肉&野菜を意識的とる

健康は何物にもかえ難い。

体調を崩している時間は無駄でしかないので、意識的に健康を維持する必要がある。

特に気をつけたいのは、一人暮らしでは食事のバランスが偏りがちであることだ。

言うまでもなく、毎日カップラーメン生活では、栄養バランスは偏るばかり。

かといって外食ばかりでは、金銭的にも苦しくなる。

そこで、手間をかけず、バランスよく栄養を取る「裏技」をお伝えしよう。

〈勝手にバランス良い食事になる方法〉
・味噌汁:片っ端から冷凍野菜を入れよ!
・サラダ:カット野菜をのせるだけ
・メイン:スーパーのお惣菜でいいよ

味噌汁は、かつおだしと味噌、水道水、お鍋さえあれば温めるだけですぐにできる。

休みの日にあらかじめ切っておいた冷凍野菜を、片っ端から入れていけば、それなりにバランスは取れてしまう。

白菜、ニンジン、大根、油揚げ、エノキ、ごぼう、ネギなど、保管はすべて冷凍庫に任せておけばOK。

実に適当だが、味付けはもちろん栄養もとれてしまう「最強スープ」がすぐに完成だ。

さらに、緑の野菜を補うために、スーパーで買ってきたレタスミックスをお皿に盛って、ドレッシングをかければ副菜完成。

メインのおかずは、スーパーで買ってきたお惣菜を、以前紹介した最強のオーブンレンジ「エブリノ(象印)」で温めるだけで完璧だ。

もちろん、どうしてもやる気の出ない日もあるだろうから、カップ麺や外食の日もはさみつつ、ほどほどにやってみよう。

原則4:家を買う準備を始めよう!

突拍子もない提案と思うかもしれないが、一人暮らしを始めるタイミング、もしくは始めたら”なるべく早めに”家を買おう。

そう、「借りる」ではなく「買う」ことがポイントだ。

なぜかって?

一言で言えば、賃貸は単純に「もったいない」からだ。

先ほど、資産は300万円あるといいよというお話をしたが、資産を持っていることは金銭面での不安の軽減やQOLの向上に直結する。

そうであるならば、資産性の高い家を一日でも早く購入することができれば、賃貸では得られない生活満足度を得つつも資産形成まで併せてできることになる。

「いやいや、家を買うのは将来のライフプランが固まってからでしょ!」と考えているのであれば、その考えは一旦わきに置いて欲しい。

冷静に考えて、そもそも賃貸は家賃として支払った分は手元に戻ってこない。

言い換えれば、「他人の資産」に対して、自分がお金を払い続けている格好になる。

一方、持ち家では、家賃のように毎月出ていくお金はあるものの、これはあくまで「自分の資産」に対してかけられたもの。

一日でも早く残債を減らすことができれば、自宅の売却時に含み益を享受することだってできる。

これが、賃貸と持ち家の決定的な違いだ。

この話が難しければ、詳しくは以下の記事で解説している。

筆者自身も、将来のライフプランが固まっていない25歳の時点で、中古マンションを購入した。

もちろん、一生涯住み続けるわけではなく、住み替え前提である。

一人暮らしを始めるのをきっかけに、将来の選択肢を増やすべく「持ち家探し」をスタートしてみてはどうだろうか。

原則5:モノは増やしすぎないこと

生活に絶対に必要なものは、今すぐにでも買うべきだ。

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンといった、生きていくために欠かせないものは出費を惜しんではいけない。

一方で、本来は必要ないものまで際限なく買ってしまわないよう、注意したいところだ。

特に、一人暮らしを始めたばかりの頃は大きなお金が動くため、金銭感覚もバグってくる。

財布の紐が緩みがちだからこそ、本当に必要なものに絞って賢く買い物をしよう。

え?賢い買い物がわからない?

そんな時は、ぜひ筆者のブログを活用して欲しい。

QOLが上がるものや、生活が変わらなかったものなど、Z世代のライフスタイルに合わせた情報を日々発信している。

これからも、皆さんの生活が豊かになる情報を積極的に公開していくので、お見逃しなく!

まとめ

今回は、一人暮らしを継続するための”5原則”について、お話しをした。

<一人暮らしを継続するための5原則>
原則1:家事は無理にやらない
原則2:金銭的ストレスは最低限に
原則3:肉&野菜を意識的とる
原則4:家を買う準備を始めよう!
原則5:モノは増やしすぎないこと

5原則を意識しつつ、なにより一番はストレスを溜めないこと

この記事を参考に「頑張りすぎない」一人暮らしを、ぜひとも始めてみて欲しい。