イオシスの未使用品ってどう?【3年レビュー】

QOL

物価高や円安の影響を受けて、スマホやパソコンの価格は年々上昇している。

出費は少しでも抑えたいが、中古品は嫌だ。

そんな方に筆者が提示したいのが「未使用品」という選択肢だ。

筆者は3年前にイオシスで未使用品のiPhoneを購入し、メイン機種として使い倒した。

メリット・デメリットがそれぞれ見えてきたので、3年間使ってみてわかったことをレポートしていきたい。

「未使用品」って何?

そもそも、未使用品と新品の違いは何だろうか?

簡単に言えば、一度パッケージが開封されているか否かだ。

未使用品は、中古買取業者が動作確認を行っているため開封済みであるが、動作確認以外の用途には使われていないため、端末の状態は新品と同等だ。

未使用品であれば、新品よりも安く買えることが多い。

なぜこうした端末が出回るのかといえば、回線契約のセットでついてきたが使わなかった・転売目的で使われなかったというような事情が考えられる。

ただ、こうした端末を、フリマサイトなどで見ず知らずの個人から買うのは怖い。

安物買いの銭失いになっては、本末転倒だ。

そんな時、筆者が見つけたのがイオシスの未使用品であった。

イオシスは中古スマホやパソコンの買取・販売の実績が豊富で、実店舗もある。

商品ラインナップや保証も充実しており、査定基準も厳格であるため、買う側としては安心だ。

イオシスの公式ホームページ(2025年6月時点)

未使用品iPhoneを購入!

筆者が3年前にイオシスで購入したのは、iPhone SE(第2世代)

筆者のiPhone SE(第2世代)

当時、新品で買おうとすると、Apple公式(SIMフリー版)では49,280円。それが、イオシスであれば、未使用品が29,800円で購入できた。

新品と同等品が2万円弱安く買えるのであれば”買い”だと考え、購入するに至った。

動作確認のため外側のビニール袋は外されていたが、それ以外は新品と同じ装いだ。

もちろん、付属品も未使用でついていた。

もくもく
もくもく

当時は、1円端末と称してキャリアで投げ売りされていたため、中古市場にも多くの未使用品流れ込み、価格が崩壊していたよ。

メイン機として使ってみた感想

それから約3年間、未使用品のiPhone SE(第2世代)をメイン機種として、しっかり使い倒した。

ここからは、使ってみてわかった未使用品のメリット・デメリットを述べていこう。

メリット

新品同等品が安く手に入る

新品とほぼ同等であるにもかかわらず安く手に入れることができる点は、最大のメリットだ。

特に、キャリアで投げ売りされている端末は、未使用品の流通量も多くなるため、狙い目だ。

また、中古端末と違い、未使用品であれば心理的な抵抗も小さい。

動作確認以外には使われていない

筆者は、未使用品iPhoneを3年間メインで使い倒したが、ブラウジング・メッセージといった日常使いからゲームまで、不具合なくサクサク動いてくれた。

何より新品同等なので、使っていて気持ちがいい。

端末本体だけで簡単に買える

キャリア回線とセットになっておらず、本体だけで簡単に買えるというメリットもある。

もちろん、SIMフリーの新品を買えばこのような問題は起こらないが、欲しい機種がSIMフリー版として国内で発売されていないこともある。

また、キャリアの店頭やオンラインショップで本体のみを購入すると割高になる傾向があるうえに、回線を抱き合わせようとする店員も多く、ハードルが高い。

その点、イオシスの未使用品であれば、本体のみの購入や海外版スマホも手に入れることができ、選択肢は一気に広がる。

もくもく
もくもく

対応バンドの確認・技適の確認は忘れずにしておこう。

デメリット

赤ロムのおそれあり

未使用品を購入する上での最大のデメリットは「赤ロム」のおそれがある点だ。

赤ロムとは、何らかのトラブルで、キャリアによってネットワークの利用制限がかけられた状態を指す。

赤ロム化してしまうと、モバイル通信や電話ができなくなる(Wi-Fi通信は可)。

赤ロム化する要因としては、端末の前のオーナーが、分割して支払うべき端末料金を滞納してしまった場合などがある。

こうなると、キャリア回線を介した通信が不可能になってしまうため、外出先でまともに使えなくなってしまう。

そのため、こうしたリスクを無くすためには、以下の2点は必ず守っておきたい。

【購入時に必ず守ること】
・購入時にはネットワーク利用制限がかかっていない商品を選ぶ
・赤ロム保証のある販売店で購入する

もくもく
もくもく

フリマアプリから購入すると、このあたりは不安かも…?

イオシスは、ネットワーク利用制限の有無も明確なうえ、万が一赤ロムになっても、即座に交換または返金対応をしてもらえる(永久保証)。

安い買い物ではないため、信頼できるところから買うようにしたい。

筆者が3年間使った中では、ネットワーク制限がかかることはなかった。

ただ、不安がないわけではないので、どうしても気になって夜も眠れないという人は、「安心料」として、少し高くても新品を買ったほうが心穏やかに過ごせるのではないかと感じた。

新品との価格差が小さい場合も

未使用品とはいえ、新品との価格差がほとんどない場合もある

「だったら新品でもよかったじゃん」とならないよう、新品との価格差を確認し、セールや投げ売りをされている時を狙ってみるとよいだろう。

イオシスでは、X(旧Twitter)で積極的にお得情報を発信しているので、フォローして定期的にチェックをすることおすすめする。

Apple認定整備済製品とどっちがよい?

新品同等品を安く買いたい場合、Apple製品の場合は「Apple認定整備済製品」を購入する手もある

筆者のApple認定整備済製品購入談は別記事にて記載しているが、こちらも良い選択肢だ。

ただし、Apple認定整備済製品に掲載される製品は”型落ちモデル”が多く、最新機種が出ていることは少ない点に注意が必要だ。

また、実店舗で買えない点や、すぐに品切れになるため、購入までのハードルはやや高い。

そのため、実機を見てから確実に買いたいという方には、イオシスでの購入がおすすめだ。

まとめ

今回は、イオシスの未使用品iPhoneを3年間使ってみた感想をお話しした。

筆者自身は、新品同等品を安く買うことができ、動作も不具合なく使えているため、非常に満足している。

予算に限りがあるなら、注意点も理解した上で、未使用品も検討候補の一つにしてみてはどうだろうか。