小型→大型iPhoneに乗り換えてわかったこと〜大画面スマホってどう?〜

QOL

小型iPhoneから大型iPhoneへの乗り換えってアリ?

今回は、iPhone SE2(画面サイズ4.7インチ)からiPhone 15 Plus(6.7インチ)へ乗り換えて約1年が経過したので、15 Plusにして良かった点・後悔した点を正直にお伝えしたい。

大画面スマホの購入を検討している方、スマホのサイズ変更で悩んでいる方の参考になれば幸いだ。

小型→大型iPhoneへ乗り換えたきっかけ

iPhoneSE2が限界に

筆者は以前、画面サイズ4.7インチの小型スマホ「iPhone SE2」を愛用していた。

iPhone SE2は廉価モデルという位置付けであったものの、発売当時としては最新のSoCを搭載。さらに、片手で操作できる軽さとコンパクトさを兼ね備えた、多くの人におすすめしやすいスマホであった。

筆者のiPhone SE2

大変気に入っていたSE2だったが、3年目にしていよいよ限界が近づいてきた。バッテリーの劣化が進行し、突然電源が落ちたり、1日持たないことが常態化してしまったのだ。

これでは、さすがにメインスマホとして使い続けることは困難だ。バッテリー交換という手もあったが、OSアップデートの対応年数を考慮すれば、下手に旧機種を延命するより新機種を購入した方が良い。

そんなこんなで、スマホ更新の動機が生まれた筆者は、本格的に新機種の検討を始めることとなった。

大画面スマホへ乗り換え!

新機種の検討にあたり、小型のメリットを享受していた筆者にとって、引き続きコンパクト機種を購入することは有力な選択肢であった。

だが、約3年間使い続ける上で”不満点”が無かったわけではない。特に、以下の項目は、SE2を使う中でちょっとしたストレスになっていた。

<iPhone SE2の不満点>
・コンテンツ視聴において画面サイズ4.7インチは小さく、快適といえない
・ブラウザなどにおいて、一度に表示できる情報量が少ない(アスペクト比の問題)
・バッテリー持ちが悪い(1,821mAh)
・充電や通信環境をUSB-Cで統一したい
・iPhoneとiPadを使い分けず1台で完結させたい

スマホは肌身離さず持つものだからこそ、”QOLが上がるモノ”を選びたい。中途半端なものを買って後悔するよりも、思い切って異なるサイズに挑戦してみたい。

こうして辿り着いたのが、”大画面スマホ”という選択だった。

もくもく
もくもく

小型にこだわる必要、なかったのかも!

大型スマホのデメリットも調べつくした上で、iPhone 15 Plusを購入。筆者のメイン機種は、4.7インチ→6.7インチへ、2インチの大幅なサイズアップとなった。

サイズ比較。左がSE2(4.7インチ)、右が15Plus(6.7インチ)。

iPhone 15 Plusに乗り換えた正直な感想

iPhone 15 Plusをメイン機種として使い約1年。良いところ・悪いところがだんだんと見えてきた。

まず、わかっていたことではあるが、6.7インチクラスになると「万人にはおすすめできない」というのが正直なところだ。実際、筆者が1年間使い続ける中で「大き過ぎて困る」という場面は多々あった。

そのため、デメリットを上回るメリットを魅力に感じる人や、デメリット自体を感じない人にとっては、良い選択になるはずだ。

メリットに感じた点

コンテンツ視聴が快適に!

まず、画面が大きくなりコンテンツの視聴体験が大幅に向上した。

最も恩恵が大きかったのは、YouTubeの閲覧だ。iPadの迫力には及ばないものの、常に手元にある端末で、ある程度没入感のある映像体験が可能だ。

16:9の一般的な動画。左がSE2(4.7インチ)、右が15 Plus(6.7インチ)

ブラウザやSNSでの情報収集も、かなり改善した。特にメリットを実感できたのが、写真共有SNSの「instagram」だ。大画面で画像を閲覧できるのが快適で、一度体験してしまうと小型機種に戻ることはできないだろう。

instagramの投稿は、こんなに違う。

意外と落とさない 

筆者が小型のSE2を好んでいたのは、「持ちやすい」という理由も大きかった。特に、比較的手の小さな筆者にとっては、大型スマホは外出先で落としてしまうリスクがあった。

だが、実際に使ってみると、このリスクはほとんど心配する必要がなかった。意外にも、1年間使った中で、外出先において落下させたのは1度だけだった。

Apple純正のシリコンケースによりグリップが効いていることも大きいが、なにより本体が大きいので「落とさないよう慎重に扱うようになった」ことが影響していそうだ。

iPhone15 Plus

バッテリーはかなり持つ

大画面スマホは、バッテリー積載容量が大きいことも強みだ。iPhone 15 Plusは、公称値でビデオ再生が最大26時間可能とされる。これまで使っていたiPhone SE2は最大13時間だったため、単純計算で2倍持つことになる。

実際のところ、日常使いにおいては、充電せずとも丸1日間は余裕で持ってくれるので、この点のストレスは大幅に軽減できた。

特に、仕事がある平日においては、帰宅時にも60%程度バッテリーが残っており、モバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなった。

Qi2対応のため、マグネットで充電できる!

デメリットに感じた点

片手操作は正直不快

画面が大きいと、当然ながら片手操作には不利だ。手が小さく右利きの筆者が片手操作をした場合、以下の動作が困難・不快に感じたりすることがある。

①ブラウザの戻るスワイプ【やや不快】
②通知スワイプ【不快】
③Dynemic islandの操作【やや不快】
④画面左上の操作ボタン(戻る・メニューなど)【ほぼ不可能】
⑤キーボード操作【やや不快】
⑥シャッターを切る【不快】

小型スマホでは普通にできていた操作の難易度が、格段に上がる。そのため、6.7インチクラスのスマホを使う際には「原則は両手操作」と割り切る必要があるだろう。

自撮りが多い人には向かない

インカメラを使って自撮りをする機会が多い人には、大型スマホはおすすめできない。

というのも、スマホ本体の幅が大きいため、インカメラを向けながら片手でシャッターを切るのが、とにかく難しい。もし仮にシャッターボタンを押せたとしても、高確率でブレてしまう。

自撮りを重視したい方は自撮り棒を使うか、無難に通常サイズを選んだほうが後悔しないと思われる。

大画面を活かしきれないもどかしさ

これはiPhone特有の課題だが、OSの制御により、せっかくの大画面を活かしきれていないと感じることが多い。

例えば、iPad OSには搭載されているマルチウィンドウ機能(旧:Split View/Slide Over)は、iOSには実装されていない。

せっかくの大画面にも関わらず、複数アプリを同時に立ち上げることができないのは勿体無い。Galaxyであれば10年前の時点で既に搭載されていた機能だ。

このあたりは、今後のソフトウェアアップデートに期待したいところだ。

もくもく
もくもく

アプリ配置のカスタマイズ性向上・Safariの検索バーの位置改善など、以前よりは確実に使いやすくなっています!

ポケットに収まりきらないことも

スマホをポケットに入れる習慣がある人は注意だ。特にタイトな服装では、スマホがポケットに収まりきらないケースがある。正直、これは思ったよりストレスだった。

しかも本体の幅が大きいが故に、ポケットの中で引っ掛かり、スマホをポケットから取り出すのも一苦労。使いたいときにサッと取り出せないのは、大きなデメリットだ。

ジーンズとスマホ(こんなにはみ出る)

また、ズボンのポケットにスマホを入れたまま、自転車を漕ぐことができなくなった。SE2では普通にできていたが、15Plusでは落下しそうになるため、やめた方が良い。

対策としては、スマホをカバンに入れ替える・自転車のスマホホルダーに取り付けるといった方法が挙げられるが、いずれにせよ、これまで気にしなくてよかったことを気にする必要がある点は不便だ。

まとめ

今回は、小型スマホ「iPhone SE2」から大型スマホ「iPhone 15 Plus」に乗り換えてわかったことを、筆者の視点でお伝えした。

コンテンツ視聴が快適になった反面、ストレスを感じる場面も多々あるため、万人にはおすすめできないというのが正直な感想だ。

もし、小型スマホから大型スマホへの乗り換えを検討しているなら、デメリットもよく理解した上で、まずは店頭で実機を確認することをおすすめしたい。