Apple純正のクリアケースってどう?値段が高いだけ?
今回は、iPhone15 Plus用のApple純正クリアケースを購入したので、使ってみてよかった点・悪かった点、どんな人におすすめできるかレビューしていきたい。
1か月使ってみた感想
Apple純正ケースというと、シリコーンやウーブン系のケースが人気だ。iPhone本体との一体感あるデザインやリンゴマークの特別感などから、根強いファンも多い。
そんな純正ケースの中では「地味」な存在ともいえるのが、クリアケースだ。クリアケースは社外品の選択肢も多く、見過ごされがちな製品。
そこで、純正品の”存在意義”を検証すべく購入することにした。
まずは、ケースの外観から見ていきたい。これは使い始めてから1か月程度の状態だ。

まず目に飛び込んでくるのは、MagSafeリングの主張の強さだ。ご存知の方も多いと思うが、iPhoneには「MagSafe(マグセーフ)」という規格が採用されており、マグネットでペタッと貼り付けるだけで、外部アクセサリーの装着や充電が可能だ。
この機能自体は大変便利に活用できるのだが、ケース自体にもMagSafeの機工が必要となるため、リング状の模様ができてしまう。
これは、はっきり言って残念だ。機能性を口実にデザインを妥協しているとしか思えないため、Apple好きな人ほど「苦手」な外観と感じるのではないだろうか。

もちろん、それでもApple純正であるメリットは大きく、ハマる人にはハマる良い選択肢になり得る。
ここからは実際に使ってみてわかったメリット・デメリットについて、具体的に見ていきたい。
Apple純正クリアケースのメリット・デメリット
Apple純正クリアケースのメリット
確かな品質とフィット感
まず、Apple純正である最大のメリットは、なんといっても品質の高さだ。
社外品であれば樹脂の継ぎ目があったり、採寸のズレ、滲み防止のドット加工など「社外品だから仕方ない」と感じるものも多いが、純正品であればそうした心配は一切ない。
数々のクリアケースを使ってきた筆者だが、精度や透明度など、純正品の品質の高さと高級感には驚かされた。

ケースの厚みはあるものの、本体と隙間なく密着し安心感がある。かといって野暮ったさもなく、iPhone本体のデザインを引き立ててくれる外観となっている。

持ち心地は結構良い!
筆者が最も懸念していた持ち心地については、思っていたほど悪くなかった。特に、ハード系のクリアケースは滑りやすい製品も多いため、多少手に吸い付くような感触でなかなか好印象だ。
つい先日までシリコーンケースを使っていた筆者も、違和感なくクリアケースに乗り換えることができた。
マイナー機種の救世主
筆者の使っているiPhone 15Plusをはじめ、Airシリーズ、Miniシリーズなど、マイナーな機種を使っている人にとって純正ケースはありがたい存在だ。
というのも、こうした機種ではケースを入手すること自体が困難であり、実店舗で買うにも選択肢が限られている。その点、Apple純正の高クオリティのケースが大手家電量販店などで買えるのは、ユーザーにとって心強い。
しかも、機種発売の2〜3年後であっても在庫がある場合が多く、後から買うことができるのは、大きなメリットだ。
MagSafe対応のクリアケース
充電やアクセサリ装着に便利なMagSafeに純正で対応している点は、大きなメリットだ。
社外品のケースでは、そもそもMagSafeに対応していない製品や、対応していたとしても磁力が弱いものが多く、せっかくの便利な機能をフルで使えないこともある。
その点、純正品であればそのような心配はいらない。筆者宅では、MagSafe対応の充電スタンドを置いており、充電中もケーブルレスでスッキリ見える。

他にも、MagSafe対応のモバイルバッテリーやスマホリング、カメラスタンドなど、便利グッズが続々と登場している。こうしたアクセサリを使ってみたい方には、やはり純正ケースがおすすめだ。
Apple純正クリアケースのデメリット
MagSafeリングのデザイン
せっかくのクリアデザインを台無しにしているのは、このMagSafeリングだ。これをデザインとして理解するには無理があるうえ、リングカラーもホワイトしかないため、黒系の本体色だと浮いてしまう。
クリアケースは本体デザインを重視する方が購入する製品にも関わらず、それを大きく損なってしまうのは残念だ。MagSafeアクセサリを常時装着する方なら気にならないのかもしれないが…。

もちろん、筆者自身MagSafeは日々便利に活用している。だが、デザインも機能性も妥協しないAppleだからこそ、率直に「なぜこの外観で許容してしまったのだろう」と思ってしまう。
また、装着時の軽快さを売りにしているケースが多い中、純正品はそこそこ程度の厚みと重量があるため、気になる人には向かないだろう。
やっぱり高い…
Apple純正品をいざ買おうと思っても、引っかかるのが価格の高さだ。2026年現在、iPhone15シリーズ用の純正クリアケースは税込7,980円である。
ただでさえスマートフォンが高騰する中、ケースやアクセサリまで純正で揃えようとすると、お財布への打撃は大きい。Apple純正という「付加価値」にどこまでお金をかけられるかが問われる。
特にクリアケースの場合、ケースにAppleロゴが刻印されているわけでもないので、特別感はあまりない。「社外品で十分」と感じる人も多いだろう。
切り欠き部分・ボタン類について
ボタン類については、完全に覆われているタイプだ。ここは好みが分かれるところだが、押し心地がやや固くなるため、どちらかといえばデメリットに感じている。
マナーモードスイッチは開いており、奥まっておらず操作しやすい。

ケース下部は覆われておらず、大きく開口した形状だ。開口部の縦幅が狭いため、ものによってはアクセサリが干渉する可能性もあり、注意が必要だろう。

おすすめできる人
上記を踏まえて、Apple純正クリアケースをおすすめできる人は、こんな人だ。
・純正ならではの高いクオリティを求める方
・MagSafeが使えるクリアケースを使いたい方
・マイナー機種を使っている方
これらにあてはまる方にとっては、純正品を買うメリットを存分に享受でき、コスパが良い製品となっている。
逆に、これらにあまりメリットを感じない方であれば、純正品である恩恵は小さく、割高に感じる製品となっている。おすすめできる人・できない人が、はっきり分かれるケースだと感じた。


